アナログ人間

こんにちは。サンノゼピアノ教室のいでありです。

便利な時代で、何百冊もの楽譜をI Padに入れられる。これ、昔は考えられない事でした。音大付属中学から大学卒業まで10年間、レッスンの日には3冊くらいの楽譜を(教科書とは別に!)バッグに入れて持ち歩いていたのを考えると、アレはある種の筋トレだったのではと思います。

これはページは自動めくり機能もついているし、ペダルを踏んで自分でめくることもできるし。譜めくり不要。

↑こういうピースものは持ち歩くのに軽くていいですが

厚み2センチのベートーヴェン、1冊でもかさばります。

しかし、タブレットがどんなに便利でも実は紙の楽譜が好きです。

だからタブレットにその楽譜を入れていても、紙の楽譜を買ってしまう。手に持てる安心感があるから。なんていうと、中高生に「その考え、古っ!」と言われるのですが、そもそもこの現代に17世紀や18世紀の音楽を特に好んで弾いているんですから、どれだけアナログな人間か、お分かりいただけるでしょう。

さて、最近近所にそれはそれは綺麗な猫が引っ越して来たのです。それでよくかまっていたら、

遠くから私めがけて駆けてきた!タタタタ・・・

タタタタタ・・・

わー嬉しい!

足元まで来て、おててクロスでゴローン。機嫌が良い日はこんな風になでなでさせてくれますが気分が乗らない時は声をかけてもそっぽを向いています。それが、猫。